介護が必要になったら最初にするべきこと
社会福祉法人 敬愛会
こんにちは、きらら居宅の浜野です。
介護が必要になったと感じたとき、
まずはどこから手をつけて良いのか迷ってしまいますよね。
初めての介護に直面すると、
不安や戸惑いが大きくなるのは当然です。
でも、落ち着いて一歩一歩進めば、
必ず支えになるサービスが見つかります。
介護が必要になったときに最初にやるべきことを、
お伝えします。
1. 介護が必要かどうかを確認する
🔳体調の変化や日常生活における困難に気づく
・食事の準備や服薬の管理が難しくなった
・移動に支障をきたしている
・認知症の症状(記憶の混乱や理解力の低下)
・自分で身の回りのことができなくなった
これらのサインを感じたら、
介護が必要な状態に近づいているかもしれません。
しかし、これだけでは必ずしも介護が必要とは限りません。
まずは医師に相談して、必要な支援や治療があるか
確認することが重要です。
2. 医師に相談し、必要な検査を受ける
介護が必要かどうかを判断するためには、
まず医療面での確認が必要です。
病気や症状によっては、
治療やリハビリで回復が可能な場合もあります。
🔳 医師に相談するタイミング
・体調不良が続いている、または回復しない
・記憶や認知に不安がある
・日常生活に支障が出てきた場合
(食事やトイレ、着替えなど)
医師は、状態に応じた検査を提案してくれます。
特に認知症の疑いがある場合は、
専門医の診断を受けることが重要です。
3. 介護保険の申請をする
介護が必要と判断された場合、
次に行うことは介護保険の申請です。
介護保険は、要介護認定を受けることで、
利用できる介護サービスが広がります。
🔳介護保険の申請方法
・市区町村の窓口で申請する
まずは、住んでいる自治体の介護保険担当窓口に相談し、
申請書を提出します。申請は無料で、
書類の記入後、訪問調査が行われます。
・訪問調査
・医師の意見書の提出
・結果の通知
4. 利用できる介護サービスを調べる
介護保険の申請が通ると、次に行うべきはサービス選びです。
利用者さんや家族のニーズに合わせた
サービスを選ぶことが大切です。
🔳介護サービスの種類
・訪問介護
自宅にヘルパーさんが訪問し、
生活支援や身体介護を行います。
・デイサービス
日中、施設に通って介護やリハビリを受けるサービス。
・ショートステイ
一時的に施設に入所し、休息やケアを受けるサービス。
・特別養護老人ホーム
長期的に入所して介護を受ける施設。
5. 家族や周囲のサポートを活用する
介護は、家族だけで行うのは非常に大変です。
周囲の支援を活用することが、
無理なく介護を続けるためには必要不可欠です。
🔳家族の役割分担を決める
家族会議を開く
どのようにサポートを分担するかを話し合いましょう。
🔳介護負担の軽減
地域のボランティアや福祉サービスを活用し、
家族の負担を軽減します。
・ 外部サポートを利用する
地域包括支援センターに相談し、
専門的なアドバイスを受ける
6. 介護の心構えを持つ
🔳介護は長期にわたることが多いため、
心構えがとても大切です。
介護者自身が無理せず、心と体のケアも
忘れないようにしましょう。
・介護者のサポート
定期的な休息とリフレッシュ
家族や友人にサポートを求める
ケアマネージャーに相談する
地域の介護者支援サービスを利用する
7.まとめ
介護が必要になったとき、最初にするべきことは
「判断をする」「医療機関に相談する」
「介護保険を申請すること」です。
そして、その後は自分や家族の状況に合った
サービスを見つけ、支援を活用していきます。
一人で悩まず、専門のケアマネージャーや
地域の支援サービスを頼ることで、
よりスムーズに介護のステップを踏んでいくことができます。
介護は大変な面もありますが、
周囲と協力して支え合いながら進んでいきましょう。
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