懐かしいという気持ちに有る力
社会福祉法人 敬愛会
こんにちは、大利根高齢者相談センターです。
突然ですが皆さんは、昔の出来事や音楽を聴いて「懐かしい」という感情に浸った事はあるでしょうか?
仕事で忙しかったり日々の暮らしの中で、昔の事を思い出している時間がなかなか無い…なんて方もいらっしゃるかもしれません。(;・∀・)
実は「懐かしい」という感情には、ストレス解消や認知症予防の効果があると言われているのはご存じでしょうか?(^o^)
昔に流行った音楽・テレビ番組・旅行に行ったことのある場所…そういった物を見たり聞いたり、思いを馳せたりすると心が穏やかになるという経験は、皆さん有るかと思います。
この懐かしい事を思い出すという事は「回想療法」という認知症の予防に期待されているそうです。
認知症予防やリハビリで行われている回想療法では、高齢者でみんなで集まって、昔の音楽を聴いたり写真を見て昔の事を思い出して当時の思い出を話したりを行う療法だそうです。
昔に体験した楽しかった事や楽しい思い出を「思い出す」「話す」事で脳の活性化に繋がるという事と、「誰かに話を聞いてもらう」事で孤独感が薄れ、気持ちが穏やかになったり、今までの人生を振り返って自己肯定によって自信が持てるという効果があると言われています。
脳科学的にも、昔の思い出を話したり、思いでの品を見る事で脳の血流が増えるという事が研究で分かっているそうです。
もちろん認知症でない方や若い方でも、昔を思い出し懐かしむという事で、同じ効果をもたらすそうです。
目まぐるしく忙しい現代ではありますが、たまには昔を振り返り、懐かしい気持ちに思いを馳せてみるのもかがでしょうか?(*^▽^*)
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