認知症ケアについて
社会福祉法人 敬愛会
梅雨のじめじめした天気が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は、ケアマネジャーへの相談件数も多く、最近ではニュースにもよく取り上げられている
“認知症”
についてお話ししたいと思います。
認知症は、今や誰もがかかる可能性のある病気です。
正しく理解をすることで、認知症の予防ができたり進行を遅らせることができます。
まず、よく目にする認知症の症状ですが、
頻繁にある物忘れ、最近の記憶が無い、判断力の低下、居場所や時間が分からない、徘徊…
(例えば:水道やガスの消し忘れが多くなった、季節に合わない服装をしている、
調理を順序立てて行うことができなくなった 等々)
また、それらの混乱から引き起こされる、時によって怒りっぽい・わがまま・自己中心的な言動や行動…
などがあります。
しかしながら、これらの症状は、脳の細胞が委縮・死んでしまったり、脳出血や脳梗塞など
によって引き起こされる、「脳の病気」なのです。
家族や近所に、心当たりのある方はいらっしゃいませんか?
いらっしゃったら、恥ずかしがらずに、かかりつけ医に相談したり、
「もの忘れ外来」や「認知症外来」などの専門医を受診しましょう。
早期に対応をとることで、治療や進行を抑えることができます。
“認知症”は、今や誰もがかかる可能性のある病気です。
認知症の方だけでなく、家族や地域全体で協力をして、互いに支え合って行っていきましょう*