高齢者相談センターです!
社会福祉法人 敬愛会
こんにちは!高齢者相談センターです。今回は「特殊詐欺」についてお伝えします。
市報や防災無線、ニュースでもたびたび取り上げられ、警察や金融機関による周知がされているにも関わらず、加須市内でもオレオレ詐欺や還付金詐欺をはじめとした振り込め詐欺など、いわゆる「特殊詐欺」による被害は依然として頻繁に発生しています。あらためて「特殊詐欺」についてお話させていただければと思います。
特殊詐欺(とくしゅさぎ)とは、被害者に電話をかけるなどして対面することなく信頼させ、指定した預貯金口座への振込その他の方法により、不特定多数の者から現金等をだまし取る犯罪の一種です。
オレオレ詐欺が代表的ですが、その他にも、預貯金詐欺、キャッシュカード詐欺盗、架空料金請求詐欺、還付金詐欺、サポート詐欺などの手口があります。最近では電話で「不用品を買い取ります」と、買取を依頼していない貴金属などを言葉巧みに少額で買い取り持ち去る事案も増えています。
私は大丈夫!と思っていても…騙される高齢者の特徴
騙されやすい高齢の人には、プライド・やさしさなど長年生きてきた信念があるがゆえの特徴や心理があります。下記に挙げてみましたのでチェックしてみましょう。
□1.自分は騙されないと考える
□2.日常の中で情報量が少ない
□3.頼まれると断れない
□ 4.まじめでお人よし
□ 5.さみしがり
ご自身に思い当たるところはありましたか?
それでは、「騙されない」ためにはなにができるでしょうか?
【騙されない人になるために】
高齢者が特殊詐欺に騙されないために気をつけることは次のとおりです。
1.本人の変化に周囲が気づく
2.詐欺の手口を知る
3.不安が大きいと騙されやすい
4.家族と連携する(日ごろから連絡を取り合っておく)
5.典型的な詐欺の手口を覚えておく
6.電話機を詐欺被害対策されているものに交換する(または留守番電話設定にしておく)
ご利用の電話機に取り付けるタイプのアダプターも販売されています。
特殊詐欺の多くは電話をかけてくるところから始まります。
そのため、知らない番号には出ない、怪しい電話は録音するなどの対策が有効です。電話番号の表示ができ、録音機能のある電話に交換するとよいでしょう。 また詐欺を防ぐ目的の電話機やお使いの電話機につなげられる装置も販売されています。そのような対策をしておくだけでも安心です。
「詐欺かも?」「詐欺に遭った!」どこに相談すればいい?
「被害に遭ってしまった」「不審な場面に遭遇した」という場合は、警察や公的機関の設置している電話相談ホットライン・最寄りの警察署や高齢者相談センターに相談してください。
・消費者ホットライン:188(局番なし)
・警察の相談ホットライン:#9110
・加須警察署 電話:0480-62-0110
・加須市大利根高齢者相談センター 電話:0480-78-1652
いかがでしたか?これらのことを踏まえて、ご不安なことを相談いただくことで皆さんの生活を不安なく過ごせるようにしていければと思っております。
高齢者相談センターでは地域の相談窓口としてやらせて頂いております。
お気軽にご相談ください。
窓口営業時間:月曜~金曜日 8時30分~17時15分
(土日・祝日・年末年始を除く)